5Gで更なる教育の質向上を

教育

より良い国を作るためには、教育こそが全てである。未来を背負わされるのはいつだって子供たち。若者の素行が悪いのは教育者である親世代の責任であり、だからこそ、中年以上の世代が身を挺して教育の力を入れなければいけない。

 

さて、今回は5Gが促す教育という分野においての発展について考えていきたいと思う。

子供は減り続ける

子供

言うまでもなく現代の日本は少子高齢化社会だ。子供たちの数が年々減り続けている。高齢者が増える一方なので、高齢者向けの政治が進んではいるものの、やはり未来のことを考えた政治的目標を掲げる議員も多い。

 

近年、よく、子供を作り親となる道を選んだ大人に対し国は支援を続けていく姿勢が見られるが、現状まだ問題の解決には程遠い。

 

また、問題は単なる出生率の低下だけに伴わず、過去よりもさらに地方の過疎化が進んでいるのも重要な課題の1つである。若い層はどうしても都会に憧れを抱き、野心溢れる若者は田舎を簡単に出ていってしまう。地域の格差は広がっていく一方だ。

今こそ教育に力を

子供2

子供たちの数が減ってきているからこそ、教育に変革をもたらす良い機会ではないだろうか。近年、コロナウイルスにより世界中の国々が経済的に困難な状況になってはいるが、日本では「リモートワーク」という言葉が誕生し、いわゆる【働き方】に自然と変革が起きた。

 

このリモートワークという概念は労働に留まらず、教育にも十分活用することができる。すでに、コロナ対策の一環として、教師のみ学校で授業をおこない、肝心の生徒たちは自宅からノートパソコンなどで授業を受けることができるような学校もあるそうだ。

 

こういったIT技術を用いた新たな試みの繰り返しこそが、新しい時代へと幕を開けるために必要になってくるものだと私は思う。コロナは自然災害のようなものだが、必ずしも人間に対して悪い影響のみを与えているわけではないのだろう。

教育現場での5Gの活かし方

「子供に対してどのように授業をおこなうか」ということは、とても重要な話である。

超高速・低遅延によるオンライン授業

勉学に励む子供

現在の無線通信技術では、やはりタイムラグのあるオンライン授業が精一杯だ。そのため、基本的には学校で行われる教師の授業に対し、生徒が質問をすること自体が難しい。数秒後に遅れて質問をすると、要領を得ていない教員は困惑してしまうし、何より不自然なやり取りは教育の障壁となる。

 

しかし、5Gであれば「超低遅延」により人間ではタイムラグを感じることのないレベルにまで遅延を消滅させることが可能だ。もちろん、超高速大容量データ通信により、よりハイレベルで分かりやすい授業をおこなうことも可能だろう。

 

つまり、オンライン授業そのもののクオリティが上がるので、教育においてこれほど都合の良い現場もそうそうない。ただ1つ問題があるのだとすれば、それは子供たちが自宅にいることで、真面目に勉強しなくなってしまう恐れがあるということ。

 

子供にとって学校で授業を受けるという行為は、とても緊張感のある出来事であり、これがもし常に遊んでいる自室でおこなわれるのだとしたら、果たして真面目に授業を受けてくれるのだろうか。この点に関しては少々不安である。

VR技術の活用

VR

子供に対して上手に物事を教えることができる大人は尊敬に値する。物分りの悪い子供にもポイントをまとめて分かりやすく知識を教えることができる教師は滅多にいない。

 

さらに、子供たちはいつだって正直な生き物だ。授業が下手クソな教師のことは嫌いになるし露骨に態度が変わる。その一方で、自分のお気に入りの教師にはとことん態度が良くなる。いずれも、教師の人格による部分が大きいとは思うが、もし、これを5Gの活用でごまかすことができたらどうだろうか?

 

5Gの目玉要素には「超高速・大容量データ通信」「超低遅延」「多数同時接続」などがある。これをヴァーチャルリアリティに活用し教育と組み合わせることで、最新の技術を使って、新しい教育を施すことができる。

 

私が子供の頃、当時は緑色の黒板に白いチョークで授業をするのが当たり前だったが、いつだったか、白い板に映像を写し、ノートパソコンを使って授業をおこなう教師が出てきた。私はとても興味深くその授業を聞くことができたが、教師の質については、正直なところイマイチではあった。しかし、テストの点数は比較的良く、なんだかんだで授業がよく頭に入ってきたものだ。

 

VRに仰天する男性

特に小学生にはVRはとても刺激的なものとなるだろう。歴史について勉強する際に、VRコンテンツで江戸時代の町並みを見せてあげれば、とても印象強く記憶に残ることは言うまでもない。

 

実際には現実との区別をハッキリと認識できる思春期の年齢までVRを使ってはいけないだろうが、いずれにせよ教育現場で知識を与えるためにとても有効活用できることに間違いない。いずれ、このヴァーチャルリアリティという技術が、学校で使われる時代が来ると予想する。